仮想通貨って何?怪しい。と思った人のために、法定通貨との違いについて超簡単にまとめてみた。
昨晩、報道ステーションで仮想通貨が取り上げられたようですね。
自分は仕事中で見れなかったので内容については知らないのですが。
おそらく、昨日の番組を機に新たに仮想通貨を始める人もいることでしょう。
それにしてもなぜ、仮想通貨がここまで盛り上がっているのでしょうか。
私自身、始めたばかりの初心者でまだそこまで詳しくはありませんが、仮想通貨について調べてみました。(ブロックチェーンとか細かい部分については後日まとめてみたいと思います。)
Q.法定通貨は(ドル、円など)国や中央銀行が発行して流通させていますが、仮想通貨は国や中央銀行が発行しているわけではありません。なのになぜお金として流通しているのか?
→仮想通貨は、仮想通貨を使用するコミュニティ内の「人」が「お金」として認めてい るから
法定通貨は「国」の信用によって通貨として成り立っていますが
仮想通貨は「人」の信用によって通貨として成り立っています。
たとえばプラスチックで作られた玩具のお金であっても、コミュニティ(ここでは100人くらいの村とします)
の中の皆が「こいつはお金です。」と認めれば、そのコミュニティの中ではお金として成立します。
これが100人では無く、全人類が認めてしまえばプラスチックで作られた玩具のお金が全人類にとってのお金として成立してしまいます。
実体はありませんが、仮想通貨も同じ事です。
Q.法定通貨と違って何が便利なの?
→両替の必要が無く、送金早い(特に国際送金)
例えば、日本の各県がそれぞれ独立した国で、それぞれが別々の通貨を使用しているとします。
例えば新潟国とグンマー国があったとして、
新幹線で1時間の距離にも関わらず、旅行で行くにはいちいち両替しないといけないし、新潟国からグンマー国の銀行へ送金するのにも国際送金だと時間が掛かります。(通常、国際送金には数日~1週間程度かかる)
※最近、仮想通貨の参入者が増え取引量も急激な増加したことにより送金遅延も発生しています。
このような長所がありますが、もちろんリスクもあります。
考えられるリスク
・価格の変動が激しい。
ほんの数日で2倍、3倍と増える事がある一方、逆に数日で半分になってしまうこともあり得ます。
・ハッキング
不正アクセスによってお金を奪われる可能性もあります。
最近では仮想通貨取引所Zaifに不正アクセスがあり、10名が不正に出金されてしまったようです。
・インターネット環境が無くなれば使えない。
「電磁パルス攻撃」によってネット環境が破壊されれば、紙くずどころか、「無」になります。
まだまだ仮想通貨も黎明期です。
法整備もまだ進んでいない状況で、不安材料も多いですが「仮想通貨」の概念は無くなることは無いでしょう。それだけ革新的で便利なのです。
今がバブルだ!という人もいますが、まだ通過点に過ぎないという人もいます。
かつて貝殻だったお金は、姿を変え、最終的に行きついたのが仮想通貨です。
取引所に登録するだけなら無料なので、まだの方はとりあえず登録だけしておいても損はありませんよ。
通常、以下のビットフライヤーとコインチェックの両方に登録する人が多いです。
・コインチェック